グループ展「アラタナヒカリ」 終了のご報告

静岡県藤枝市・アートカゲヤマさんで開催された3人の絵画作品展「アラタナヒカリ」が、本日、無事に終了いたしました。

会期中は、ネイルのお客様やアーティスト仲間など、たくさんの方に足を運んでいただき、今まで描き溜めてきた作品を直接ご覧いただけたこと、そして感想をその場で聞けたことがとても嬉しかったです。

ありがたいことに作品をご購入くださった方もいて、新しいお家で過ごす絵たちを見送るような、ちょっぴり寂しくて、でもとても嬉しい旅立ちの気持ちも味わいました。

ギャラリーという空間で1週間作品と向き合う中で、これから描いていきたい絵のことを自然と考える時間にもなりました。

私の作品はさまざまな技法を使っているため、見る方によっては「別の作家の作品かと思った」と言われることもあれば、「雰囲気は違うけれど、同じ人の絵だとわかる」と言っていただくこともあります。

「楽しそう」「楽しんで描いてる感じがする」との感想も多く、本当にありがたかったです。

作家としては、「絵を見ただけでこの人の作品だとわかる」ことが理想なのかな?と思う気持ちもずっとあるのですが、2021年以降、さまざまな表現を試してみたくなる時期が続いていました。

それはまるで、自分にとって夢中になれる技法や、心地よく描ける表現を探す旅のようでもありました。

最近ようやく、「これが好きだな」と感じるスタイルが少しずつ見えてきた気がしています。しばらくはそれをもう少し深めながら、何枚か描いてみようと思っています。

 

「楽しみながら、真剣に。」

 

そんな気持ちで、また次の作品たちと向き合っていきます。新しい作品がまとまったら、今度は個展ができたらいいなと考えています。